作品解説
無彩色で、なにか綺麗な作品はできないものか、 と試行錯誤しているうちに目の錯覚を利用した作品ができたーと思っています。
#つぶやきProcessing
— Koji Saito (@KojiSaito) March 25, 2020
def setup():size(500,500);noStroke()
R=range(9);S=square
def draw():
background(240);h=sin(frameCount*.2)+1;fill(190)
for i in R:S(124+i/3*99+h*5,119+i%3*99+h*5,50+h*3)
filter(BLUR,h*3+1);fill(-1)
for i in R:S(125+i/3*99,120+i%3*99,50) pic.twitter.com/ulIrHaLkCc
この作品では影だけが動いており、9 つの正方形の位置は全く変化していません。 でも、動いているように見えると思います(見えますよね?)。
目の錯覚については、見える人と見えない人もいるので、 取り扱いが難しいです。
以下、余談:
そういえば、昔、某学会でとある表現とその技法について発表したとき 「私には全く見えない」「何が言いたいのか全く分からん」、 とベテランの先生から言われたことを思い出しました。
こちらが意図したとおりに見えないのは、 何も悪いことではありません。 見えないものを「見えない」と同調圧力に流されること無く、 自分の意見をきちんと表すことは大切なことだと思います。
余談おわり。
圧縮前のソースコード
def setup():
size(500,500)
noStroke()
def draw():
background(240)
# 影を先に描画
h=sin(frameCount*.2)+1 # 影の高さ
fill(190)
for i in range(9):
x=i/3; y=i%3
square(124+x*100+h*5,119+y*100+h*5,50+h*3)
filter(BLUR,h*3+1) # ブラーをかけて soft shadow 化
# 9 つの正方形を描く
fill(255)
for i in range(9):
x=i/3; y=i%3
square(125+x*100,120+y*100,50)